遊戯王のコレめせ!

コレクターの目線から遊戯王を分析するブログ。最新情報・相場情報・コレクターのための情報など幅広くまとめます。

初期に見られる「中途半端なステータス」を持つカードと理由を解説!

 初期遊戯王の謎の一つに「良く分からない中途半端なステータス」を持つモンスターが複数存在します。今回は何故そのステータスになってしまったのかを簡単に解説していきます。

 

 

該当カード一覧

 中途半端なステータスを持つカードは全部で6種類存在します。

f:id:aqn1313:20181210184705p:plain

 

  • 《闇晦ましの城》

f:id:aqn1313:20181209215203j:plain

「攻920 守1930」

 初期「BOOSTER7」に初収録されたカード。再録も複数あるので最も有名な中途半端なカードでしょう。

 

  • 《バロックス》

f:id:aqn1313:20181209215121j:plain

「攻1380 守1530」

 初期「Vol.3」に初収録されたカード。収録はこの1度きりしかないので、コレクター以外は馴染みが無いカードでしょう。

 何故かこのカードは原作で融合シーンも無いのに融合カードにされてしまった悲しきモンスターで、《簡易融合》が登場するまでは不遇のカードだったようです。

 

  • 《ダーク・キメラ》

f:id:aqn1313:20181209215233j:plain

「攻1610 守1460」

 初期「Vol.7」に初収録されたカード。収録はこの1度きりしかないので、こちらもコレクター以外は馴染みが無いカードでしょう。

 

  • 《闇魔界の覇王》

f:id:aqn1313:20181209215304j:plain

「攻2000 守1530」

 初期「BOOSTER7」に初収録されたカード。攻撃力が2000とキリが良いので闇晦ましの城》よりは知名度が低いですね。とはいえ、《闇晦ましの城》と同パックに再録されていることに加え「BEGINNER'S EDITION 2」にも再録されています。

 

  • 《剣竜》

f:id:aqn1313:20181209215343j:plain

「攻1750 守2030」

  初期「BOOSTER6」に初収録されたカード。2期「BOOSTER R3」に再録されましたが、この2つしか収録がないため、コレクターしか見慣れないカードとなっているでしょう。

 

  • 《カードを狩る死神》

f:id:aqn1313:20181209220544j:plain

「攻1380 守1930」

 初期「Vol.3」に初収録されたカード。リバースにも関わらず1体生け贄が必要なのは、第1期(初期)~第3期までの中でこのカードだけでした。効果は貧弱ですが、レアリティには恵まれていて、ノーレアやスーパーレア・字レアなどが存在します。

 再録回数も5回と最も多い再録があるカードです。

 

  • 《SNo.39 希望皇ホープONE》

f:id:aqn1313:20181209215435j:plain

「攻2510 守2000」

 初期では無いですがこのカードもステータスが中途半端な1枚。

 Vジャンプ2013年12月号で実施された応募者全員サービスパックである「V JUMP EDITION 10」に収録されたカードです。収録はこの1度きりで、店舗平均相場も1000円を超えるようです。

 

中途半端なステータスの理由

 これらのステータスは「決闘者の王国(デュエリストキングダム)編」で見られた「フィールドパワーソース」の影響のようです。

  この「フィールドパワーソース」はモンスターのステータスを30%アップさせる効果があり、そのアップしたステータスしか原作には描かれていなかったために、元のステータスが中途半端なものとなってしまいました。

 因みにアニメではOCGと同様のステータスで描かれています。その際のステータス上昇を見てみると、その本来のステータスが垣間見えてきます。

 

f:id:aqn1313:20181210181216j:plain

f:id:aqn1313:20181210181234j:plain


 若干キリが悪いですが、30%アップさせると「攻撃力1200、守備力2500」の数字の近似になりますね。このステータスは初期「Vol.1」発売以前に登場したゲーム特典カードにも見て取れます。

 

f:id:aqn1313:20181210181648j:plain

 

 その他《ダーク・キメラ》《闇魔界の覇王》《バロックス》の30%アップしたステータスも、少し数字を調整すればキリが良い数字になることが分かります。《カードを狩る死神》もここで登場しました。

 

f:id:aqn1313:20181210181937j:plain

 

  • 意外と知られていない《メタル・ガーディアン》の存在

 これらのカード以外にも実は《メタル・ガーディアン》も原作とOCGのステータスが「フィールドパワーソース」によって変えられてしまった1枚です。

 ただこのカードは、「攻撃力1500、守備力2800」から「攻撃力1150、守備力2150」に変わったため、中途半端なステータスには属さずあまり知られていないようです。そういう意味では更に不遇のカードですね…。

 

f:id:aqn1313:20181210182511j:plain

f:id:aqn1313:20181210182529j:plain

 

  • 《SNo.39 希望皇ホープONE》について

 漫画では「攻撃力2501、守備力2000」というステータスとなっており、OCG化されて「攻撃力2510、守備力2000」となりました。ステータスの面だけで言えば、《収縮》をはじめとする"ステータス半減効果"の計算が面倒になる為、割り切れる数にするための処置のようです。

 カード自体の効果も「ライフポイントを1ポイントになるように払って発動できる。」から「ライフポイントを10ポイントになるように払って発動できる。」に変更されています。これまでは"ライフポイントを1にする効果"はOCG化する際100に変更するのが常でしたが、このカードだけは10となっています。

 このカードの登場回は見たことが無いので何とも言えませんが「本当は1にしたかったがやむなく10にした」という感じでしょうか。

 

  • 《剣竜》だけは良く分かっていない

 《剣竜》だけは「フィールドパワーソース」で上がったステータスを見ても説明が付かず、何故こうなったのかは分かっていないようです。

 

f:id:aqn1313:20181210184528j:plain

f:id:aqn1313:20181210184539j:plain

 

まとめ

 初期に見られる「中途半端なステータス」を持つカードと理由をまとめました。

 「決闘者の王国(デュエリストキングダム)編」では、ルールがまだ確立されていなかったため、良く分からないダメージが発生したり、突っ込み所満載のコンボが登場したり、視聴者を置いてけぼりにする話が多いです。

 中途半端なステータスもその1つで、確立された現在では余程ストーリーに重点を置くものでなければ中々登場しないでしょうね。

 果たしてこれから登場することはあるのでしょうか…。

 それではまた。