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日本版プロモ《トライホーン・ドラゴン》について解説!

 今回は日本版プロモ《トライホーン・ドラゴン》について、本物と偽物(レプリカ)の比較を交えながら、現在の相場と実際の光り方をまとめていきたいと思います。

 

 

日本版《トライホーン・ドラゴン》について

 記事作成時点の現在、《トライホーン・ドラゴン》の日本版は計5種類あるようです。まずはその5種類について軽く触れていきます。

 

  • 初期ウルトラレア(プロモ)

 1999年8月26日開催され、東京ドームで行われた「遊戯王デュエルモンスターズII 闇界決闘記決闘者伝説本選参加者特典で配布されたものです。この大会は混雑の影響で中止になり、後日に再び行われた影響で、参加者はこの《トライホーン・ドラゴン》初期ウルトラレアを2枚手に入れていたようです。実際は配布されていない説が近年有力。(※追記にて後述)

 また実際の発行枚数を調べてみましたが、正式な出典が見つかりませんでした。そのため定かではありませんが、約1.2万枚(約2万枚とも?)程度のようです(※追記にて後述)

(追記)

 当時の状況が分かる資料を総括すると、実際に2度配られたのは《千年原人》のみで、《トライホーン・ドラゴン》に関しては、後日郵送での1度だけの配布だった可能性が高いようです。

 当時実際に中止された大会に行った人のブログでは「最後まで会場に残っていた人に対してカードが支給された」「1次予選突破の賞品「千年原人」をゲットしてその日は帰宅した」という内容が書かれていました。

 また当時の大会の再開催を案内した内容には、「8月26日の大会参加者の方に配布する予定でありました(トライホーン・ドラゴン)を送らせて頂きます。」という文言と、「入賞者にお渡しする商品(カード)は、後日、入賞者の方に郵送させていただきます。」という再開催の会場でカードを配布しないという前書きを添えて注意書きされています。

  • 大会参加は何人だったのか?

 この中止された大会は予選、一次予選、準決勝戦(二次予選)、決勝戦という流れのもと行われた大会です。そして中止されたのは予選から二次予選開始までの間ということは分かります。

 本選参加者というと、予選という表記があるのでごっちゃになりますが、要は参加賞ということでしょう。つまり予選参加の時点でもらえるという解釈であっているはず。来場者が約4~5万人?で、そこから大会に参加したのは約1.2万人(約2万人とも?)言われていますが、確実な出典は見つかりませんでした。

 それだけ多くの人が参加したイベントだったようです。

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(「遊戯王OCG 20周年記念映像」より)

  • 中止された大会での配布

 この中止された大会では、最後まで会場に残り抗議した人に対して、優先的に説明を受ける権利やカードが配布されたらしいのですが、その詳しい状況を記した記事や言及がありません。

 《千年原人》に関しては間違いなく配られていますが、《トライホーン・ドラゴン》に関しては配布していたかを言及する文章は見つからず、「8月26日の大会参加者の方に配布する予定でありました(トライホーン・ドラゴン)を送らせて頂きます。」という文言や、実際に参加していた人の言葉から当日配布は無いという推測があるようです。

 実際のところは分かりませんが、その当時は大会参加者が暴徒化しており、なんとか沈静化するためにカードを配布したということでしょうから、プリントに記載が無いだけで《トライホーン・ドラゴン》も実際には配布していた可能性が、低いとはいえ0ではないなと思います。

 大会中断に最も異を唱えたいのは予選を勝ち上がった人だと思うので、《千年原人》を配布するに止まった可能性のほうが高いでしょうが、《トライホーン・ドラゴン》が配布されなかったことが明確に分かるものは見つかりませんでした。

  • 要点をまとめるとこう!

・《トライホーン・ドラゴン

 大会参加者に後日郵送された1枚のみだと考えられるが、実際のところ最後まで会場に残っていた人に対しても配布されたかどうかは謎が残る(最後まで残ってた人には仕方ないので配りましたとは絶対に言いませんよねという話)。

 また、実際に参加した詳細な人数も出典が見つからないため、正確な数字は「●●枚です!」と断言することは今となっては非常に難しい。ただかなり昔から"12000人"と明記しているブログが存在している為、ここ最近はその説が有力らしい。

・《千年原人

 一次予選を勝ち上がった人で、大会運営に「中止します!帰って!」と促されて帰った人は、居たとしても無視できる人数だと思われる。また枚数も《トライホーン・ドラゴン》と比べると非常に少ないため、2枚配布されたのは間違いないと言って良いだろう。

 ただ、改めて開催された大会では地区予選大会、決勝大会の流れで行われており、地区予選大会でどのようにして配布が決められたのかは不明である。「入賞者にお渡しする商品(カード)は、後日、入賞者の方に郵送させていただきます。」という内容の通り、当日配布でないことが大きい。改めて開催された大会では倍の1000枚配布されたという説もあり。

 

  • スーパーレア、パラレルレア

 2000年8月10日発売された「PREMIUM PACK 3」に封入されていたものです。相場は比較的美品と言えど1枚50円~200円程度と安いです。このパックのパラレルレアは割と珍しいので、美品であれば欲しい人は多いのではないかと思います。

 

  • ノーマル

 「トーナメントパック2011 Vol.3」という、2011年の10月から12月までの公認大会の参加・入賞品として配られたパックに封入されていたものです。相場は1枚50~100円程度と非常に安いです。

 

  • ノーマルパラレル

 「アドバンスド・トーナメントパック2013 Vol.3」という、2013年の7月から10月までの公認大会・ショップデュエルの参加・入賞品として配られたパックに封入されていたものです。相場は1枚100円程度ですが、メルカリでは300円での取引履歴もあるようです。

 

初期ウルトラレアの相場について

  このカードは2017年秋頃からのコレクター需要をもろに受けたカードの1枚です。それ以前は美品1枚5,000円前後での取引が主流でしたが、現在では美品1枚15,000~20,000円での取引が多く、元の相場の3倍以上値上がりしています。

(追記)

 上記の追記を加味すると、今まで考えられてきた枚数の半分程度しか存在していない可能性が高いことが、この相場上昇にも影響しているのではないかなと思います。

 

  • メルカリでの取引の様子

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  •  価格変動の様子

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 メルカリでは傷の有無に寄って相場が大きく変わっています。相場基準は概ね美品レベルを15,000円として、完美品級なら更にプラス、傷があるほどマイナスという具合で取引されているようです。

 価格変動の後半切れている部分は2016年9月下旬で、最安価格が急上昇したのは2017年10月3日となっています。

 

実際の光り方について

  • 実際のウルトラレア(本物)の光り方

 まずは実際の光り方はこのような感じです。

 

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  • スーパーレア(偽物/レプリカ)との比較

 次にウルトラレアとスーパーレアでは光り方に差が出るのか比較してみます。

 

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 画像で見比べても大体分かりますが、絵柄部分の光り方はほとんど同じように感じました。初期は絵柄のホイル加工が若干ズレ気味というのもあるので、本当に微妙にですがその分の差はあるように感じました。ですが、光り方という面では差が無いのではないかと思います。

 効果欄の表記も違うとはいえ、名前が金色に光っているかどうかで同じ光り方でも全く見え方が違うのは画像を見てもらうと分かるかと思います。そこがやはりコレクター心をくすぐっているのでしょうね。

 

まとめ

 日本版プロモ《トライホーン・ドラゴン》についてまとめました。

 今回改めて大幅に追記しましたが、19年も前のことですので、当時のことに触れている文章で断言できるほど確実性の高いものは見つかりませんでした。このカードは特に謎が多いため、今後も新しい情報が分かれば内容の修正をしていきたいと思います。

 当時の状況についてより詳しい情報などをお持ちの方は是非ご一報いただければと思います。

 それではまた。

 

  • 光り方・相場価格をまとめた一覧ページはコチラより。

 

 

  • 今回記事をリライトするにあたり参考にさせていただいた記事

遊戯王について4(東京ドームでの遊戯王大会の裏事情・後編) | マンガ アニメ ゲーム 映画 など

 

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