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04環境、密かに人気が上がってきている?そもそも04環境ってなに?



 結構昔から密かな人気だったらしい04環境、最近またじわじわと来ているみたいです。その概要や、需要が増しているカードを細かく紹介します。カードを絞って相場なども合わせてまとめています。

 

 

04環境とは?

※(04環境bot<@yugioh04>より抜粋)

 2004年当時の【スタンダード】を元に作成されたデッキを用いた構築固定ミラーマッチです 主に東京大学遊戯王サークルの手で普及され、最近流行の兆しを見せている今一番熱い(かもしれない)フォーマットです

 

 調べたところ2015年頃までの記事はすぐ見つかりましたが、それ以前の記事はすぐには見つかりませんでした。本格的に記事が増えてきたのは2017年以降のようです。

 先攻・後攻ともに同じデッキを使い、2004年当時のルールで戦います。

 先攻ドローできるのでそれだけで今のプレイヤーは盛り上がるみたいですね(笑)

 

 デッキの内容はこちら(カード検索)をご覧ください。

  合わせてガチャログで作成してみたのでどうぞ。

 

 需要が上がっているカード

 あくまで私の感覚として需要が上がっているカードですが《苦渋の選択》《強奪》《押収》《強欲な壺》といった昔からの禁止カードは軒並需要が上がっています。相場を見る限りかなり安価で作成できるようですが、現役プレイヤーではあまり枚数持っていないカードが密かに売れている感じがしますね。

 今後の大会では永久に使えないレベルの禁止カードが何枚もあるため、必要に応じて海外版で集めても大丈夫でしょう。ただ、当時の雰囲気を十二分に楽しむには日本版が一番かもしれませんね。

 04環境をより楽しむアイディアとしては、現時点で十分禁止カード祭りなので、その他の禁止カードをサイドデッキ感覚で用意して、枚数制限付きで組み替えたりすると意外性が出て更に面白いかなと思います。そういった今後二度と使えないであろう禁止カードを使ったりできる方法として04環境のフォーマットはかなり適しているように感じます。あくまで身近な人たちでのオリジナルルールとしてですが、遊び方は無限大かもしれませんね。

 

デッキ内禁止カードとおすすめ禁止カード

  • 04環境内の禁止カード

 04環境デッキにあるカードの中には、長きに渡って禁止のカードも多いため、現役プレイヤーがデッキ作成する時に必要になるカードも多く存在します。特に長く禁止カードになっているものはパック収録があまりないため、それらを集める際の注意点なんかを少しだけ解説します。

 2018年7月のリミットレギュレーションにおいて、禁止カードに指定されているカードは以下の通りです。

 

  • ファイバーポッド

 このカードは言わずと知れた全てをリセットするカードです。04環境の人気によって、1枚150円前後まで値上がりしており、少々集めにくくなっているカードでしょう。

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  • 押収

 初手で使えば恐ろしいアドを取れるヤバイカードです。そのチート並の恐ろしい強さから「使ってみたい!」という現役プレイヤーの気持ちが現れている、そんな相場になっています。意外と合計4度も収録があるカードです。

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  • 大嵐

 現在は《ハーピィの羽根帚》があるので、カードパワーの真新しさはそこまでといったところでしょう。このカードはパック・ストラクチャー・プロモ等全て合わせると合計25回も収録があることから、特別なもの以外相場は非常に安いです。

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  • 苦渋の選択

  このカードは”デッキから5枚カードを選び、相手が1枚選んだカードを手札に加え、残りを墓地に捨てる”という効果ですが、手札に来ようが墓地に行こうが全く問題がありません(笑)

 たとえ墓地に行ったとしても、《リビングデッドの呼び声》やら《早すぎた埋葬》やらでモンスターは蘇生できますし、《聖なる魔術師》が伏せてあれば1枚は確実に魔法カードを手札に加えることが出来ます。この効果でどのカードを手札に加えさせるかの最善手が局面によって変わるため、04環境の醍醐味とも言えるカードでしょう。

 とはいえ、このカードは2期ノーマル(MR-49)がかなり多く出回っているので、それほど高価なカードではないと思います。

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  • 強引な番兵

 《押収》が”1000払って相手の手札を1枚捨てる”のに対して、《強引な番兵》は”ノーコストで相手の手札を1枚デッキに戻す”ことが出来ます。

 04環境は蘇生カードも完備しているので、このカードの方が恐らく強いです。そしてイラストがシュールで面白いです。スーパーレアが個人的にかなり好きなので、イラストに惚れたらスーパーレアにしましょう!(笑)

 このカードは4度の収録があり、最高レアリティでもスーパーレアとはいえ、紹介したカードの中では希少なカードの1枚です。特にノーレア(DL1-034)は超希少です。

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  • 強奪

 名前の通りパクれます。パクった上でそのターンで生け贄やらで消化してしまえば、何も失うものは無いと言う恐ろしいカード。デメリットである”相手が1000ライフ回復し続ける効果”も強奪したカードによっては全く気にならないばかりか、フィニッシャーとして不意打ちで決めてしまえることも。《人造人間 サイコショッカー》をパクれたらかなり強いです。

 このカードはノーマルでの再録が豊富なため安く集められます。ただ、スーパー・ウルトラは1枚300円以上するようです。

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  • 強欲な壺

 昔はデッキに必須で私もかなり使っていましたが、使ったことが無いプレイヤーも多いと思います。”2枚ドローできる”というシンプルかつ強力な効果は、一度使うとやみつきになりますので、是非お手軽2枚ドローの悦びを知ってみてください。

 なおこのカードも色々な場所に合計13回の収録があり、ノーマルは希少ではありませんが1枚100円以上はするようです。ちなみにあまり知られていませんが、2期「幻の召喚神」に収録されているもの(型番PG-59)はノーレアです。

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  • 心変わり

 昔は誰しもデッキに入れており、このカード1枚で一気に試合が決着つくこともしばしばあった…そんなカードです。《強奪》と比べるとデメリットはありませんが、ターン終了時までしかパクれません。そのため生け贄召喚の素材にしたり、殴った後《破壊輪》で大ダメージ!みたいな戦法が多いと思います。

 正直なところ《強奪》の方が効果としては強力だと思いますが、なにぶんイラストが可愛い。そして美しい。昔のカードとしては破格のイラストアドを有するカードなので、ウルトラレア以上で持っているとプレイするのが楽しいです。

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  • 早すぎた埋葬

 《死者蘇生》と比べると多くの制約があるカードです。「《死者蘇生》が禁止じゃないのになんでこれが禁止なの?」という疑問が出てきますが、それは「装備カード故にサーチが容易である」ことや「ハリケーンで回収すればまた蘇生出来る」といった効果の抜け穴が色々あるためのようです。

 このカードも数多くノーマルで再録があることや、《死者蘇生》が使えることもあり、相場はかなり安くなっているようです。

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  • おすすめの禁止カード

 04環境をより楽しむアイディアとして、組み替えて遊ぶとより楽しめるであろう禁止カードを合わせて紹介します。これは公式の遊び方ではないので、ローカルルールとして身内で遊んでみてください。

 

  • サイバーポッド

 実質《ブラックホール》+5ドローできる異次元級のカードです。効果でフィールドを焼け野原にした上、5ドローしていく展開の勢いが小気味良く面白いです。私が遊んでいた当時は制限だった記憶があるので、誰しも1枚デッキに入れていました。

 このカードは十分禁止級の効果ですが、デッキ破壊との相性が良すぎたため禁止となったのが直接的な理由みたいです。04環境はリバース無効カードも揃っているので、採用しても問題ないように思いますが、それでもやっぱり強いです。

 

  • サンダー・ボルト

 海外では禁止解除されているようですね。04環境以前は《ハーピィの羽根帚》からの《サンダー・ボルト》がよくある光景だったので、割と見慣れたカードですが使ったことが無い人も多いはず。全体除去は1枚程度であれば《ブラック・ホール》然り、どれを入れても然程変わらないと思うので、《ライトニング・ボルテックス》と入れ替え候補に挙げても良いかもです。

 

  • 大寒波

 04環境デッキは魔法・罠が半分以上を占めるので、自分に返ってくるデメリットも大きいですが、発動タイミングを選べば強力なカードのはず。プレイングに直結するカードなので入れてみると面白いかも。

 

  • 天使の施し

 ”手札を捨てる”という効果は、カードパワーに溢れすぎていた当時、逆にデメリットになる場面も多かったです。捨てて蘇生させるコンボは子供達の間でも広く使われていました。このカードの思い出はやっぱり、初手で《強欲な壺》からの《天使の施し》が楽しすぎるということに尽きますね(笑)

 心変わりと並んで、イラストを楽しむならスーパーレアがオススメです。

 

  • 異次元からの帰還

 何かと除外が多いので、入っていたら意外性が生まれて面白そうな1枚です。

 

  • あまり宜しくない禁止カードは・・・?

 04環境はプレイング重視でサクサク遊べる展開が魅力だと思うので、変にコンボを生んだり、スピード感が失われたり、一方的になってしまいがちなカードは辞めた方が楽しめるでしょう。

 説明不要かと思いますが、何枚か例に挙げておきます。

 

 ・八汰烏

 コンボが決まるとほぼ決まったようなものなので…NG

 

 ・いたずら好きな双子悪魔、ダスト・シュート

 十分にハンデスカードが揃っているので、これを追加するなら他のハンデスを減らしたほうが良いです。

 

 ・悪夢の蜃気楼

 ドローしてアドを稼ぐために《サイクロン》を打ち出すと、純粋なプレイングでの勝負の妨げになってしまいます。

 

 ・第六感

 《悪夢の蜃気楼》とほぼ同様の理由。ネタとしてはアリですが一発屋になりそう。

 

 ・王宮の弾圧

 スピード感が失われるため入れないほうが吉。

 

小ネタ

 04環境の中で最も集めにくいのは《首領・ザルーグ》だと思います。また、04環境の影響で値上がりもしています。詳細はこちらから。

www.yugioh-collector.com

 合わせて実際に04環境で遊んでみて気づいたことや、「こんな遊び方もあります!」と言ったことがあれば新たにまとめていきますので、ブログ内コンタクト(若しくはtwitterDM)より情報提供頂けると助かります!

 

まとめ

 「04環境」についてまとめました。

 最近のプレイヤーは馴染みがないようなトンデモ禁止カードが使えます。展開がとてもシンプルですが相手が何をするか推測するのが重要なため、純粋なプレイングが勝負を左右するようです。

 私が遊んでいた頃はこれよりも更に前ですが、サクサクと流れていく展開は結構似ていて久しぶりに遊んでみたくなりました。なお、キラースネーク破壊輪に関しては、エラッタ前のテキストになりますので注意が必要です。

 実際遊ぶとかなり盛り上がりそうですね。

 それではまた。